11人いる!は、SFではなく、閻魔様のことだと津観音で教わった
オールアバウト三重ガイドの大石ゆうです。
津観音に参拝してきました。
広い境内で美しい観音様と過ごし、静かな空間の中で己を見つめ直してきました。
津観音には、閻魔様の像がありました。
キラキラの仏様とは違う場所で、静かに座っておられました。
人は亡くなると十人の王様(裁判官)から生前の善悪の裁きを受けます。
中央におられるのは閻魔大王様。
いくら悪いことをしていないと言っても無駄なのです。
浄玻璃の鏡前では嘘はつけません。
日本の仏教はインドから直接入ってきたわけではないので、中国の神様の影響も受けています。
だから、揃って中国風の装いでした。
キラキラ光り輝く仏様を拝んでいると、心が癒される気持ちでいっぱいになりますが、閻魔様と会うと気持ちが引き締まります。
今さら過去の罪を消せるはずはありませんが、これからどう生きるかで人生は決まります。
閻魔様はじっと私を見つめています。