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伊勢型紙は栞とかお土産ではなくて、着物を染めるためのものだということをあらためて認識した日

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オールアバウト三重ガイドの大石ゆうです。

 

先日、鈴鹿白子にある伊勢型紙資料館へ行ってきました。今日の写真は入口に掛けられていた暖簾です。資料館の中は撮影禁止でしたので、暖簾だけ撮影してきました。

 

伊勢形紙(いせかたがみ)は、着物などの生地を一定の柄や紋様に染色するために使われる型紙(孔版)の一つである。単に染色用の形紙だけではなく、図柄の芸術性が評価され、美術工芸品や家具などに使用されることも多いwikiより

 

伊勢型紙が完成するまでの行程の細かいこと。案内のビデオを見て思ったことは、「私には絶対に出来ない」でした。伝統を守ろうとか、素晴らしい技法だとか、そういうことはまったく頭に浮かばず、こんな根気のいる仕事は無理だわーという感想だけが湧いてきてしまいました。そう、私は根気がない不器用な人間なのです。

 

伊勢型紙は小紋の着物を作る反物を染める型紙です。小紋といえば、細かい細かい点と点で出来ているような柄の着物です。私の和ダンスの中にもありますが、着る機会もなく眠っています。

 

そう、伊勢型紙資料館が出来ているのも着物を着る人が少なくなり、伊勢型紙の需要が大幅に減っていることが原因です。伝統を遺しておきたいと思うと、博物館的な場所が必要になっているのです。

 

伊勢型紙の技法を遺していくのに最高の方法は、女性たちが優雅にお茶やお花をたしなみ、時々着物で会食をするようなゆとりを持った暮らしをすることです。それができなければ、消えていくのです。私も伊勢型紙を廃らせてしまった犯人の一人というわけですね。。。

 

しかし、こればかりはどうしようもありません。カメラを抱えてあちこち出歩くことに生き甲斐を感じているので、着物を楽しむという時間が限りなく少ないのです。

 

伝統を維持するというのは、日本古来の暮らしを楽しむということなのだなあと、しみじみ感じた日でした。

www.city.suzuka.lg.jp

 

大石 ゆう
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