海山道神社には稲荷社がいっぱい!
近鉄海山道駅を降りてすぐにある海山道神社の入り口には、開運稲荷神社という石柱が立っています。
眷属の狐さんには凛々しさを感じます。あちこちの狐さんを見て来ましたが、こちらのは立派です。身体が大きくてシッポも太いことがわかります。
手水舎にも対の狐さんがいました。こういうのは珍しいですね。豊川稲荷や伏見稲荷ではどうなのでしょう。行くことがあれば観察してきます。
本殿もりっぱです。朱塗りも綺麗なので新しく塗り直したのは、建替えられたのでしょうか。
額には海山道稲荷ではなく、開運稲荷大明神とあります。実はこの神社は特殊です。変かもしれないと書くと語弊がありますが、まるで西国三十三か所めぐりのようにご利益めぐりができるようになっているんですよ。伏見稲荷はお山全体がそんな感じですから、真似をしてもおかしくはないのですが、少し違和感を感じている私です。というのも、昔はなかった天神社が出来てました。
境内の地図です。詳しくは公式ホームページをご覧いただくとよくわかります。
4月はボタンの朝田寺へ参拝してきました
4月24日(日)松阪市にある朝田寺を参拝してきました。義父がボタンの花が見事だから見てくるようにと勧めてくれたのです。
朝田寺の御本尊は、地蔵菩薩立像です。三重県では一番初めに国宝に指定され、現在は重要文化財です。(写真撮影は禁止でしたので、こちらにはご紹介できません)
榧(かや)の木の一木造、像高169㎝、平安前期の作です。
東海美仏散歩というカラーの本で紹介されています。
堂々としていて、口をへの字に結び考え深そうなお顔のお地蔵様でした。
本堂の中では天井から亡くなった方の着物がたくさん下がっていて、盂蘭盆供養の法要でお焚きあげされます。道明け供養と言われます。元禄時代に「わしが死んだら掛けてお呉れよ 朝田の地蔵へ 振りそでを」と詠われたそうですよ。
「35日を裁く閻魔王、弁護士はお地蔵様」ということで、お地蔵様におすがりするわけです。
全国的にこの風習が残っているのは、こちらだけのようです。
さて、ボタンのお花の写真です。
見ごろは過ぎていましたが、それは見事な花がたくさん!
朝田寺
石山観音公園へ行くときは、スニーカーとリュックが必須!
県指定文化財、石山(標高160m)の岩肌に阿弥陀・地蔵・西国三十三ヶ所観音など約40体の仏像が半肉彫りに刻まれており、石山一帯を管理した浄蓮坊跡を起点に約1.5kmにわたる巡拝コースが設けられている。
上の案内を読んだだけで気楽に出かけて私。
反省しました。
岩を登らなければいけないところがあるんですよ。
私、高い所が苦手なのに、手すりもないんです。
お出かけされる方は、単独よりも複数で。
靴はスニーカー、荷物はリュックサックをおすすめしたいと思います。
仏様に会えるのは嬉しい気持ちでしたが、小さくても山は山です。
なめてはいけません。
巡礼コースというのは、結構ハードなんですよ。
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