津観音の天井を見上げてみれば、そこには美しく舞う天女がいるのです!
オールアバウト三重ガイドの大石ゆうです。
津観音は戦争で焼けているので、建物は昭和の頃から建築されたものばかりです。
天井に描かれた天女らも、昭和の頃から舞っています。
天女は美しい女神。
どこの御寺にもあるわけでもなく、こちらの天女は津観音だから舞っています。
羽衣も色合いも、年月を重ねたために落ちてしまった色合いも、津観音でしか見ることができません。
ご本尊の前で手を合わせてから、上を見上げて下さい。
そこに微笑んで優雅に舞っている姿を見ることができます。
御寺というのは古いものに値打ちがあると思っている人がいるかもしれませんが、三重は常若の地。
新しく生まれ変わり続けています。
大切なことを一つ。
ご本尊は戦争の時に疎開していて無事だったそうです。
日本三観音の一つが三重県にある。
嬉しいことですね。